ご相談者様に、「今、すでに、思考を現実化させている」と仮定していただくことがあります。
「えっ? とても辛く、とても苦しい、今の現実を、自分で現実化させている?
つまり、今の辛い現状は、自分が招いたもの?」
なんて、到底、考えられないし、受け入れ難い内容だと思います。
なので、無理には、行わないようにしていただいております。
もちろん、私は、「あなたが今の現実を引き寄せた。」などと言うつもりはありませんし、そんな資格はありません。
しかし、もし、「仮定だけならやってみても良いかな?」と思えた時には、試していただいております。
本当に仮定するだけでいいのです。
「もしも、私の思考が現状を現実化させているとしたら、どういうことになるんだろう?」
「もしも、今の辛い現実を乗り越えたら、この辛い経験は誰かの役に立つのだろうか?」
「もしも、この経験がないと助けてあげられない人がいるとしたら、私はこの辛い経験を耐え忍んででも、その人を助けたいのだろうか?」
「この辛い経験が必要だとしたら、どんなことが考えられるだろうか?」
という風に。
こんなに、辛く苦しいのに、あなたが、今、こうして、耐え忍んで生きているということ自体、あなたには強さがあると言うことなのかもしれません。
つまり、あなたは、この辛い現状を克服する強さを持っているのかもしれません。