僕が、日頃、よくお客様にお伝えしているのが、「排便力をつけましょう!」です。
つまり、お腹の中から、便がスッキリ出せるようになれば、肩こり、腰痛をはじめ、いろんな体調不良も、改善されますよ、ということです。
(少し、汚いお話かもしれませんので、お食事中のかたは、お読みにならないようお願いいたします。)
一つ、考えてみていただきたいのは、
「便って、汚いものでしょうか?」ということです。
例えば、僕たちは、「美味しい!」と言って、
イチゴを食べます。
しかし、イチゴにとっては、イチゴは「美味しい!」訳ではないと思うんです。
何故かというと、イチゴを食べてるイチゴを見たことがないからです。
ということは、イチゴにとって、イチゴは便のようなもの。
では、イチゴはどこから、栄養を吸収しているのでしょうか?
イチゴにとって、口のような働きをしているのは根っこですよね。
イチゴにとっては、根っこが口のようなものです。
では、イチゴは、根っこで、何を食べた時、
「美味しい!」って言うのでしょうか………?
ちょっと長くなったので、これくらいで。
とにかく、排便は汚いことではない。
人は、食物を、口から摂取して、便を出す。
植物は、便を、根から吸い取って、実として出す。
それを、人が食べている。
そういう、循環で、生命が維持されているだけで、決して、便は、汚いわけではない。
と思ったりするわけです。
その他にも、私たちは、山に行った時、
「美味しい!」と言って、
胸いっぱいに空気を吸い込んだりします。
それは、植物が出した、酸素を吸っているということです。
そして、反対に、植物は、「美味しい!」と言って、
私たちが吐き出した空気を吸っています。
それは、汚いことでもなんでもないですよね。
排便もそれと、一緒だと思うのです。
「便は、汚い。」と言う考えを止めて、しっかり気持ちよく排便していただけたら嬉しいです。